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頚管粘液に抗精子抗体を持つ人がみえます。精子は膣内に射精された後、頚管粘液を くぐり子宮内へ到達します。
抗精子抗体があると頚管粘液の中で精子は死んでしまいます。性交後試験と精液検査を行い精液検査が正常なのに性交後
試験で運動精子を認 めない場合などこの抗体があるかを検査します。また頚管粘液の性状が悪く精子が多数認みられない場合もあります。
基礎体温が1相性であったり月経が周期が42日以上の場合きちんと排卵していない事 が心配されます。
排卵日に卵胞は破裂し卵子が出てきます。子宮内膜症の人に多く見られますが、卵胞 がきちんと破裂してない事があります。
超音波検査等で検査すれば分かります。
高温相が10日未満であったり高温相中期の黄体ホルモンが低い場合、不妊症の原因と なります。
卵巣から排卵した卵子は卵管にすくい上げられます。卵管や卵巣が癒着して卵子がす くい上げられない場合があります。
また癒着がない人でもこの機能に障害がある場合 もあります。
精子の数が少なかったり、数はたくさんあっても卵子の中に入り込めない精子があります。
精子の異常は不妊症全体の20-30%にも及びます。
卵管に炎症等があり卵管の通りの悪い方がみえます。特にクラミジア感染症になった事がある人は要注意です。
過去に子宮外妊娠を起こした事のある人も残った卵管の通 りが悪い事があります。
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